トルコ1部アンタルヤスポルは8日、ポルトガル1部ポルトの元日本代表MF中島翔哉(28)を2年契約で獲得したと発表した。

複数の海外メディアによると、ポルトとの契約を解除してからの移籍で、移籍金は発生していないという。

中島はクラブを通じ「ここに来ることができてとてもうれしい。アンタルヤスポルからのオファーを受けた後、(移籍までの)プロセスは簡単ではなかった。決断することも容易ではなかった。でも、このチームのサッカーを見て、そしてチームプランを聞いて、ここに来る決断をした」などとコメントした。

現在国内リーグ10位のアンタルヤスポルは、ドルトムント時代に香川真司とともにプレーしたこともある元トルコ代表MFヌリ・シャヒン監督が率いるチーム。シャヒン監督はブレーメン時代に大迫勇也ともチームメートで、日本人選手とのコミュニケーションに慣れている人物といえる。同監督のもと中島の復活に期待がかかる。