チェルシーMFハキム・ツィエク(29)がモロッコ代表に復帰した。

ワールドカップ(W杯)カタール大会に向け、スペインで行われるチリ、パラグアイと国際親善試合で戦うモロッコ代表メンバーが12日に発表され、ツィエクがメンバー入りした。

ツィエクは、日本代表を指揮していた経験を持つハリルホジッチ前監督と対立し、1年間、代表から外れていた。ツィエクとハリルホジッチ前監督の確執は、監督解任の大きな一因となったとされている。今年1月のアフリカ・ネーションズ杯でも、ハリルホジッチ前監督は、ツィエクをメンバーから外していた。

モロッコは11月に開幕するW杯カタール大会で、クロアチア、ベルギー、カナダと同組に入っている。

後任のワリド・レグラギ新監督は、W杯前の最後の親善試合の場に、ツィエクを招集した。