イタリア・セリエBのベネベントは21日、元イタリア代表DFファビオ・カンナバロ氏(49)が監督に就任することを発表した。

カンナバロ氏はユベントス、レアル・マドリードなどでプレーし同世代屈指のセンターバックとして知られる。06年のワールドカップ(W杯)ドイツ大会ではイタリアを優勝に導いた。11年に引退後は、中国やサウジアラビアのクラブを指揮し、19年には中国代表の監督も務めた。直近では中国の広州恒大の監督を務めていたが、昨秋に退任していた。

カンナバロは現役時代の10年にユベントスを去って以来、初めてイタリアサッカー界への復帰となる。

ベネベントは、20-21年シーズンにセリエAから降格。現在はセリエBで13位と低迷している。