パリで親善試合が行われ、ブラジルがラフィーニャ(バルセロナ)の2ゴール1アシスト、リシャルリソン(トットナム)の1ゴール1アシストなどで5-1とチュニジアに圧勝した。

この試合で前半19分にリシャルリソンがゴールした後、スタンドからバナナが投げ込まれた。リシャルリソンは試合後、自身のツイッターに「(犯人が)処罰を受けなければ、こういうことはいつまでも続くし、毎日、どこでも起こっている」と、観客による人種差別的行動に対して抗議のコメントを掲載した。

するとブラジルの各クラブもこれに反応。リシャルリソンの古巣のアメリカFCやフルミネンセに加え、アトレチコ・ミネイロやインテルナシオナルもそろってツイッターに「このような人種差別は終わらせないといけない」などと書き込み、リシャルリソンとブラジル代表へのサポートを表明していた。