ブライトンの日本代表MF三笘薫(25)がアウェーで行われた14日のブレントフォード戦で右足首を負傷した可能性が出てきた。

三笘は後半開始から出場。慣れない右サイドに投入され、約1分半後に右足を負傷した。味方とのパス交換でペナルティーエリアに進入しようとしたところで相手と接触。その後は足を気にする様子を見せながら試合終了までプレーを続けた。

後半23分には痛めた右足で絶妙なクロスを上げて決定機を演出したが、味方シュートはGKの好守に阻まれた。三笘は本職の左サイドに回った同30分からは、本来の切れ味を欠いた。試合後は右足をプロテクターで固定して松葉づえで引き揚げ、約1カ月後に迫るワールドカップ(W杯)に向けて心配な状況となった。

チームも0-2で敗れ、就任3戦目のデゼルビ監督はまたしても初勝利に手が届かなかった。試合後は「我々は良い試合をしたと思うが、勝ちたいのならば点を取らないとダメだ。たくさんチャンスはあったし、シュートも20本以上打った。それでも点が取れなかった」と決定力のなさを嘆いていた。