マンチェスター・ユナイテッドが、レアル・マドリードから加入したブラジル代表MFカゼミロ(30)の移籍後初ゴールで、チェルシーとの一戦をドローに持ち込んだ。

マンチェスターUは後半42分にMFマクトミネイが相手FWブロヤを倒してPKを献上。これをジョルジーニョに決められて先制を許した。

しかし後半ロスタイム4分、DFショーの左後方からのクロスをカゼミロがヘディングで合わせて同点とした。

マンチェスターUのテンハグ監督は試合後、「良い試合だった。前半は我々が圧倒していた。それ故、相手は後半システムを変更し、我々にとっては少し難しい試合になった。後半は五分五分で、最終的に勝ち点1は妥当な結果だと思う。10日間で4試合目で、反撃するのはとても大変だったがチームはエネルギーと強さを見せて反撃してくれた。このチームにとってとても大きなことだったと思う」と土壇場で追いついたチームをたたえた。

同点ゴールのカゼミロについては「彼は日に日に良くなっている。そして今日は同点ゴールを決めてくれた。チームにも、彼自身にも自信を与えたと思う。プレミアリーグの強度にも慣れ、今後はもっと良くなっていくだろう」と話した。

この試合で、19日のトットナム戦終盤に途中出場を拒否し、終了の笛が鳴る前にスタジアムを離れたポルトガル代表FWロナウドはベンチ外だった。