スタッド・ランスの日本代表FW伊東純也(29)が、出場停止明け3試合ぶりのピッチで決勝ゴールを決めた。フル出場し、2-1の勝利にいきなり貢献。今季4点目となった。

伊東は1-1の後半42分、味方のグラウンダーの左クロスを相手GKがはじいたところに逆サイドから詰め、左足で引っかけるようにゴールに蹴り込んだ。的確なポジショニングと繰り返しゴール前に詰める献身的なプレーが最後に実った。

4-3-3の右FWで先発出場した伊東。前半38分に相手の横パスをさらって思い切り右足シュートを放ったがGKにセーブされ、右クロスはことごとく手前でひっかかった。あまり良いところがなかったが、最後に大仕事をやってのけた。

伊東は10月2日のトロワ戦で右足裏で相手選手にタックルを浴びせ、人生初の一発レッドで退場。これで3試合の出場停止処分を受けていた。

復帰初戦で存在感を発揮し、チームにホーム戦初勝利をもたらした。Sランスは7試合ぶりの勝利で2勝目(6分け4敗)を挙げ、勝ち点を12とした。