来月開幕する22年ワールドカップ(W杯)カタール大会に臨むスペイン代表の予備登録リストに、Rソシエダードから3人が選ばれたことをクラブの地元紙エル・ディアリオ・バスコが28日に報じた。

スペイン代表は来月20日に開幕するW杯で日本、ドイツ、コスタリカと対戦する。同紙によると、ルイス・エンリケ監督は大会に向け、FIFA(国際サッカー連盟)に提出するけが人を含んだ55人の予備登録リストを作成したという。

スペインサッカー連盟はルイス・エンリケ監督の要望により、詳細を発表しないとのことだが、その中にRソシエダードから絶好調のミケル・メリーノとブライス・メンデス、そして今年3月に左膝前十字靭帯断裂の重傷を負い、まだ戦列復帰できていないオヤルサバルの3人が選ばれたことをエル・ディアリオ・バスコ紙が伝えた。

その他、最近全く招集されていないベテランのセルヒオラモス(パリサンジェルマン)や、負傷中のジェラール・モレノ(ビリャレアル)なども予備登録リスト入りしているとのことだ。

ルイス・エンリケ監督はW杯に向けた最終的なメンバーを来月11日に発表する予定になっている。(高橋智行通信員)