レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス(22)が契約延長済みだとスペイン紙アスが28日に報じた。

ビニシウスは18歳の誕生日を迎えた18年7月12日に、フラメンゴ(ブラジル)から移籍金4500万ユーロ(約65億2500万円)でRマドリードに加入した。その内容は24年6月30日までの6年契約、年俸手取り300万ユーロ(約4億3500万円)となっていた。チーム内でビニシウスよりも年俸が低かったのは、ルニンとバジェホのみだったという。

しかし同紙によると、ビニシウスは今夏、すでに27年6月30日までの3年延長の新契約にサインしており、7月より新年俸が払われているとのことだ。その金額は公表されていないものの、手取り約800万ユーロ(約11億6000万円)と3倍近くにアップしているという。

クラブがビニシウスの契約延長を正式発表していない理由について同紙は、ブラジル代表のチームメートであるロドリゴとミリトンも間もなく新契約にサインする可能性があり、3人一緒に契約延長セレモニーを実施することを検討しているためだと説明した。

ビニシウスは今季ここまで、公式戦17試合に出場し、8得点4アシストを記録してチーム得点王になっている。(高橋智行通信員)