ミラノ近郊のスーパーマーケット「カルフール」で起きた無差別刺傷事件で、犯人から背中を刺されたモンツァDFパブロ・マリ(29)がツイッターに「あの状況にもかかわらず、幸運にも我々家族はみんな元気です。サポートのメッセージと愛情をありがとう」「亡くなられた方のご冥福をお祈り申し上げます」などの言葉をつづった。

アーセナルからモンツァへ期限付き移籍中のマリは27日に夫人と息子とともにスーパーマーケット周辺を歩いていたところ、背中を刺された。

かなり深い傷を負ったが、心臓や肺などには達しておらず、命に別条はなかった。マリは負傷した背中の2箇所の筋肉を修復する手術を受け、2カ月戦線離脱を余儀なくされる見通しだという。

この事件でカルフールの従業員の男性1人が死亡。同店はナイフを陳列することをやめ、28日にはイタリアにある12の店舗で黙とうがささげられたという。