米大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースで球団社長を務めるランディ・レバイン氏(67)が、サッカー・セリエAで19度の優勝を誇る名門ACミランの取締役に加わった。クラブが21日に発表した。

レバイン氏は20年以上にわたり、メジャーリーグを代表するヤンキースの運営を担ってきた。

ACミランのパオロ・スカローニ会長は声明で「クラブはランディ・レバインを取締役に迎えることができ、うれしく思っている」

「ランディは、スポーツとエンターテインメントの分野で一流のプロフェッショナルだ。彼の経験と専門知識を我々のものと合わせることで、クラブの成長戦略と世界的な人気拡大に貢献してくれると思う」などと話した。

今回のレバイン氏の就任は、米国の投資会社レッドバード・キャピタルがニューヨーク・ヤンキースの経営陣と手を組み、昨年8月に12億ユーロ(当時約1640億円)でACミラン買収を完了させたことによるもの。

セリエA王者のACミランは今季リーグ戦で首位ナポリに勝ち点9差の2位につけている。