米女子プロサッカーリーグNWSLノースカロライナ・カレッジからイングランド女子スーパーリーグのリバプールに移籍した、なでしこジャパンMF長野風花(23)の新天地デビュー戦が中止となった。

長野は22日にロンドン近郊で行われたチェルシー戦に移籍後初先発。立ち上がりから良い動きを見せていたが、試合開始6分でポール・ハワード主審によって試合が止められた。その後、両チームの監督を交えた話し合いが行われ、ピッチが凍結していることを理由に試合は中止となった。

リバプールのマット・ベアード監督の話「なぜ6、7分もプレーしないとピッチが凍っていることが分からないのか。今朝はウオームアップから凍っていた。午前5時に起きてここに来てくれたファンのことを考えても、ただただガッカリしている。(試合前の時点で)プレーするのは好ましくないと言ったのに、審判は大丈夫だと言った。誰が決めたにせよ、今日の試合は選手たちを危険にさらしてしまった」