ポルトガル2部オリベイレンセへの期限付き移籍が基本合意に達した元日本代表FWカズ(55、三浦知良)について、イタリア紙コリエレ・デロ・スポルトが26日、驚きを示した。

来月26日に56歳を迎えるサッカー界のキングの挑戦について「元ジェノアFWは、またしてもサッカーの冒険へ挑もうとしている」などと伝えた。

さらに「みなさんは日本人選手カズ・ミウラのことを覚えているだろうか? ほぼ生まれた時からサッカーをプレーし続け、世界中を渡り歩いた選手だ。終わりのない旅の途中、イタリアにも上陸し、94-95シーズンにジェノアに所属した」とキャリアを紹介。

「世界最年長の現役選手はオリベイレンセのユニホームに袖を通し、ポルトガルでプレーすることになるだろう」とさらなる活躍に期待した。

カズは25日夜に、羽田空港から現地へ向けて出発。現地時間27日のメディカルチェックを受け、正式に契約する方向。背番号は代名詞の11に決定しているという。