ブライトンのデゼルビ監督が、日本代表MF三笘薫(25)の両親に最敬礼した。三笘は0-0の後半42分に、左サイドからのクロスにニアで頭で合わせた。これで今季5点目。直近のリーグ戦では5試合で4得点と、勢いが止まらない。試合後、デゼルビ監督は「三笘は最高な選手だ。彼の生まれ持った才能によるもの。親御さんに感謝を示したい」と言った。

三笘は公式戦3戦連発。1月29日のFA杯で、前回王者のリバプール相手に、後半ロスタイムに技ありのスーパーゴールを挙げた姿も記憶に新しい。同監督は「彼はリバプールやレスターとの試合の時と同じようなファンタスティックなプレーができていなかった。それでも三笘がピッチにいたら、彼をベンチへ下げるなんて絶対にできない。なぜなら、いつだって1得点は期待してしまうからね」。フル出場で勝利をたぐり寄せた日本の宝への絶大な信頼を口にした。