カタール・イスラム銀行の会長であるシェイク・ジャシム・ビン・ハマド・アル・タニ氏が、マンチェスター・ユナイテッドの買収に乗り出した。17日に発表した声明で明らかにした。

カタール・イスラム銀行の資産は400億ポンド(約6兆6100億円)以上とされ、アル・タニ氏は元カタール首相のハマド・ビン・ジャシム・ビン・ジャベール・アル・タニ氏の息子だ。

アル・タニ氏はマンチェスターUのファンで、現オーナー・グレイザー家が設定したクラブの評価額60億ポンドを下回る金額で入札したと、関係者はESPNの取材に対して語った。

アル・タニ氏の声明は「シェイク・ジャシム・ビン・ハマド・アル・タニは本日、マンチェスターUフットボールクラブを100%買収する入札を行った」

「この入札は、ピッチの内外でクラブにかつての輝きを取り戻すことを計画しており、何よりも、ファンをマンチェスターUフットボールクラブの中心にもう一度据えることを目指すものだ」

「入札は、シェイク・ジャシムのナインツー財団を通じて完全に無借金で行われ、サッカーチーム、トレーニングセンター、スタジアム、その他のインフラ、ファン体験、クラブが支援するコミュニティーへの投資を視野に入れている」

「入札のビジョンは、マンチェスターUフットボール・クラブがサッカーの素晴らしさで有名になり、世界最高のサッカークラブとみなされるようになることだ」

「入札の詳細については、入札のプロセスが進展した場合、適切な時期に発表される予定」などとなっている。

アル・タニ氏は、化学会社INEOSの会長兼CEOであるイギリスの億万長者、ジム・ラトクリフ氏に次いで、プレミアリーグのクラブを買収する意思を示した2人目の人物となった。