右膝手術で今季残り試合出場が不可能となった日本代表DF冨安健洋(24=アーセナル)が22日、インスタグラムを更新し、再起を誓った。

「いつも応援ありがとうございます。

ワールドカップを経験し、日本代表として戦う事への責任、思いがより増した中での怪我ということもあり、かなり悔しい気持ちが大きいです。

ただ、進化するチャンスと捉えて出来る限りの事をやっていきます。

またピッチの上で会いましょう!」

アーセナルによると、冨安は21日に右膝手術を受けて成功したという。今季中の復帰はなく、今後は来季に向けてリハビリに励む。

冨安は16日に行われた欧州リーグ決勝トーナメント1回戦の第2戦、ホームでのスポルティング(ポルトガル)戦で先発出場したものの、前半5分に相手にプレスをかけた際に左足を滑らせてバランスを崩し不自然に倒れた。1度はプレーを続けようとしたが、1分ほどで自らプレー続行が不可能だと訴え、ピッチに座り込んだ。そのまま前半9分に途中交代。試合後は松葉づえを使っていたとの報道も出ていた。

昨年11月のW杯カタール大会でも、直前に右太もものけががあってフル回転できなかった。今回の負傷で日本代表も辞退。代役として、DF町田浩樹(25=サンジロワーズ)が追加招集されている。