バルセロナがパリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWメッシ(35)の来季復帰に向けて動いているとスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が31日に報じた。

メッシのパリ・サンジェルマンとの契約は今年6月30日までのため、すでに契約延長オファーを受けているが決まっていないとのこと。そのためバルセロナが現在、来季復帰に向けてさまざまな形で動いており、メッシと代理人を務める父ホルヘ・メッシ氏に働きかけているという。

同紙によると、すでにラポルタ会長がホルヘ・メッシ氏とバルセロナ市内で会い、30分ほどミーティングを実施して関係の修復を図ったとのこと。この会合の表向きの目的はメッシの功績を讃えるセレモニーを実施するためのものだが、実際にはバルセロナに連れ戻すことを視野に入れたものだったとのことだ。

また、メッシを世界最高の選手と公の場で語り、コンタクトを取り続けているシャビ監督も復帰可能と見ており、すでにどこで起用するか考えているという。

さらにクラブのスポーツ部門副会長を務めるラファエル・ジュステ氏が31日、「我々はメッシと連絡を取っており、ぜひ戻って来てほしいと思っている」と明かしたため、今後の動向を追う必要があるだろう。

(高橋智行通信員)