バルセロナのジョアン・ラポルタ会長(60)が、審判買収疑惑により検察庁に起訴され大スキャンダルに発展している“ネグレイラ事件”に関して、「バルサはスポーツ面でアドバンテージを得るための行為をやったことは1度もない」と反論した。
ラポルタ会長は17日、ホームスタジアムのカンプ・ノウで記者会見を開き、審判買収疑惑のある“ネグレイラ事件”について弁明した。その模様をスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が同日に伝えた。
ラポルタ会長は「バルセロナは2ケ月間前から、事実とは全く関係のないネガティブ・キャンペーンに苦しめられている」と不当な批判を受けているとした。続けて、「クラブ125年の歴史の中、バルセロナはピッチ内外でフェアプレーの模範となっており、努力と才能により成功を収めてきた。我々は勝つことが好きだが、判定の助けを借りることなく、良いプレーをして勝ちたいと思っている。我々には時に、我々のイメージや威信を損なおうとする敵対者がいるが、どんなネガティブ・キャンペーンもバルサが世界のサッカー界の模範であり、世界中で愛されているという事実を奪い去ることはできない」と判定に手が加えられていないことを主張した。
続けて、「私は以前、ネグレイラ事件のニュースが出た時にそれが偶然ではないと話した。そしてコンプライアンスの専門家と外部の会社に報告書の作成を依頼した。今、私にはより多くの情報があり、バルセロナがスポーツ面でアドバンテージを得るために、大会で不正を行う目的や意図を持った行為をやったことは1度もないと断言できる。税務署は支払われたお金が何らかの結果に影響を与えたことを証明できなかったが、それは証明することが不可能なのでできなかったんだ。請求書は銀行振り込みで詳細があり、クラブの会計に記録されている。何も隠そうとするものはなかったし、委託したスポーツ面に関するリポートには透明性があった」と何の問題もないことを強調した。(高橋智行通信員)

