バルセロナが敵地でエスパニョールを4-2で下し、4季ぶり27度目の優勝を決めた。27勝4分け3敗の勝ち点85とし、4試合を残して2位レアル・マドリードとの差を14に広げた。

前半11分、DFバルデの左からの鋭いクロスにFWレバンドフスキが合わせて先制。同20分、今度は右サイドを切り崩し、MFペドリのクロスをDFバルデが押し込んだ。

さらに同40分にはFWラフィーニャの右からのグラウンダーのクロスに走り込んだレバンドフスキが左足で押し込んで今季トップの21ゴール目。エースFWは得点ランキングでRマドリードのFWベンゼマ(17得点)との差を4に広げた。

後半8分にもMFデヨングの浮き球のパスにDFクンデが頭で合わせて4点目。その後に2点を奪われたが、スペイン・スーパー杯に続く今季2つ目のタイトルを獲得した。就任2季目のシャビ監督体制で初、FWメッシ(パリ・サンジェルマン)退団後初のリーグ制覇となった。

試合後はバルセロナの選手、スタッフが敵地のピッチ中央で輪になって優勝を喜んでいたが、19位で2部降格の危機にあるエスパニョールのサポーターが乱入。黄色のユニホームを着ていたバルサ選手たちは一目散に引き揚げた。