インテル・ミラノ(イタリア)がライバルACミラン(イタリア)とのダービー戦に勝利し、優勝した2009-10年シーズン以来、13季ぶりの決勝進出を果たした。

インテルは後半29分、ゴール左でベルギー代表FWルカクからリターンのパスをもらったキャプテン、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが左足を強振。ニア下のわずかな隙間にシュートをねじ込んだ。

試合はそのまま1-0で終了。第1戦も制していたインテルが2戦合計3-0で決勝へコマを進めた。

現役時代はキャプテンを務め、長友佑都とも一緒にプレーしたインテルのハビエル・サネッティ副会長は「とても感動している。このチームは13年ぶりにCL決勝を戦うのにふさわしい。まだ決勝の相手は分からないが、いずれにせよ、このチームが成し遂げたことはとても重要なことだ。(決勝では)レアル・マドリードは避けたい。彼らのためにつくられたような大会だから。しかし、最も重要なのはそこにたどり着くことだ」と喜んだ。

そして決勝点のマルティネスについては「毎年、私たちとともに成長してくれるラウタロの活躍をとてもうれしく思う。彼はこのチームの見本のような存在。私たちにとってとても重要だ」などと話した。