【サンセバスチャン=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(21)が、ホームのアルメリア戦で決勝ゴールを決めて1-0での勝利の立役者になった。試合後、見せたゴールパフォーマンスについて語った。

得点は前半ロスタイム4分。右サイドでパスを受けるとドリブルで中央へ持ち込み、キックフェイントでDFのブロックをずらして左足で蹴り込んだ。

得点直後は左サイドへ向かって走り、ジャンプして体を反転させ背番号をサポーターへ示すゴールパフォーマンス。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを思わせた。試合後に聞かれ「何も考えていなくて、何かしないと、と思って、パッと思い浮かんだ」と振り返った。現役選手では世界一有名であろうロナウドのパフォーマンスが、21歳の脳裏にもあったようだ。

その後は南米選手らがよく見せる、踊るようなしぐさも。久保のイメージからは意外性もあるダンスパフォーマンスについては「チームメートからリクエストが来ていたんで、ちょっとダンスをやったんです」と笑みを浮かべながら語った。

残るリーグ戦は2試合。2桁得点も目前に迫っている。最終盤で、久保がふたたび得点を祝うパフォーマンスを披露できるかも注目される。

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