レアル・ソシエダードの元スペイン代表MFダビド・シルバ(37)が今季の残り2試合を負傷欠場することになった。クラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコア電子版が23日に報じた。

シルバはフィジカル面の問題により20日のバルセロナ戦を欠場した後、23日に行われたスペインリーグ第36節アルメリア戦で戦列復帰。先発出場を果たしたものの、前半途中にふくらはぎに違和感を覚え、アルグアシル監督に交代を要請し、前半20分にピッチを去ることになった。

試合後の会見でアルグアシル監督は「腓腹筋とヒラメ筋に痛みを感じていた」と説明し、今季残りのアトレチコ・マドリード戦とセビリア戦に出場できないことを明かしていた。同紙によると、今回のけがはバルセロナ戦の欠場とは関係ないとのことだ。

高い技術と戦術眼を誇り、久保建英も信頼するシルバだが、これにより28試合(先発25試合)、1957分出場、2得点5アシストという成績で今季のスペインリーグを終了することになった。

しかしすでに今月上旬に1年間の契約延長で合意しているため、来季もRソシエダードでプレーを続けることになっている。(高橋智行通信員)