レアル・マドリードのスペイン代表FWアセンシオ(27)がパリ・サンジェルマン移籍に大きく近づいているとスペイン紙アス電子版が1日に報じた。

アセンシオのRマドリードとの契約は今年6月30日までとなっている。そのためクラブはすでに契約延長オファーを提示し、ゼネラルディレクターのホセ・アンヘル・サンチェス氏を中心に話し合いを重ねてきたが、アセンシオはアンチェロッティ監督指揮下における控えという立場に満足していないため、その提案を拒否しているとのことだ。

そんな中、アセンシオにはチェルシー、リバプール、アストン・ビラといったプレミアリーグなど複数クラブからオファーが届いているが、特にパリ・サンジェルマンから提示された契約条件やプランに大きな魅力を感じており、交渉で大きな問題が生じない限り、今後数日以内にパリ・サンジェルマンと4~5年契約を結ぶ見込みだと同紙は伝えている。

アセンシオはこれまでRマドリードで公式戦通算285試合に出場し、61得点32アシストを記録。今季は公式戦50試合に出場して12得点6アシストを記録し、得点面でチームに大きく貢献しているが、ロドリゴやバルベルデなどの陰に隠れ、先発出場は18試合しかなかった。(高橋智行通信員)