英BBC電子版は7日、今季限りでパリ・サンジェルマンを退団するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)が、元イングランド代表MFデービッド・ベッカム氏がオーナーを務める米MLSインテル・マイアミに移籍すると報じた。

メッシにはサウジアラビア1部アルヒラルから2シーズン12億ユーロ(約1740億円)ともいわれる巨額オファーが舞い込んでいたが、これを拒否するという。また古巣バルセロナへの復帰は、同クラブの経営状況が許さない模様だ。

インテル・マイアミとの契約には、アディダスやアップルなどの企業とタイアップする仕事なども含まれているという。メッシがインテル・マイアミに正式に加入すれば、同FWにとっては初めての欧州以外でのプレーとなる。

BBCによると、メッシはもう1シーズン欧州にとどまることを望んでいたが、満足のいくオファーを得ることができず、最後はインテル・マイアミかアルヒラルの二者択一になったという。

メッシは最終的に、米国でのライフスタイルや、サッカーにとどまらないビッグブランドとの取引など、さまざまな理由から、MLSインテル・マイアミを選んだとみられる。メッシはすでにマイアミに住居を所有しており、同邸宅は現在は賃貸に出しているという。