ポルトガル2部オリベイレンセFWカズ(三浦知良、56)が15日、父との別れを終えポルトガルへと出発した。
納谷宣雄さんが8日に死去し、カズはポルトガルから緊急帰国していた。少年時代からプレーを見守り続けた父がいないサッカー生活となるが「いつもと変わらないですよ」と話し、「実家に行って、おやじがいないな、とは感じるけど…」とちょっぴり寂しさも口にした。遺骨も拾った。「そうなったとしても、思い出も魂も残る」と自らに言い聞かせた。
スタンドで見守る父が、どんなプレーの感想を言ってくれるか。それもモチベーションの1つだった。スタンドにはもう姿はない。だが「サッカーに関してはやることは変わらないです。いつも目いっぱいやっているので。今まで通り。やることは変わらない」とキッパリ。
闘病中から「おやじにゴールを」との思いを持ち、ピッチに立ち続けた。ゴールを見せることは出来なかったが、天国の父にゴールを届けることが今後の新たな目標だ。思い出と魂を胸に、再びポルトガルで得点を狙う。

