バルセロナが2日、スペイン代表FWヤミン・ヤマル(16)と26年6月30日までの契約延長で合意したことを発表した。これに伴い契約解除金が10億ユーロ(約1550億円)に設定されている。

ヤマルは7歳の時、バルセロナの下部組織に入団。それ以降、順調にステップアップしていき、今年4月29日に行われたベティス戦に若干15歳9カ月16日で出場し、クラブ史上の公式戦最年少デビュー選手となった。

それ以降、シャビ監督の信頼を勝ち取り、右サイドで存在感を発揮して、公式戦9試合(先発4試合)に出場し1アシストを記録。その間、8月20日のカディス戦に16歳38日で出場して、クラブ史上の公式戦最年少先発出場記録を塗り替えた。

ヤマルの勢いはこれに止まらず、先月、スペイン代表に初招集された。すると9月8日のジョージア戦に途中出場して、16歳57日で同国代表史上の最年少デビューを飾り、さらにその試合の後半29分にゴールを決め、最年少得点記録選手になっていた。(高橋智行通信員)