ブラジル代表FWロドリゴが、26年のワールドカップ(W杯)予選のアルゼンチン戦後、SNSで人種差別の中傷の的になった。ロドリゴは23日に自身のSNSで「人種差別主義者はいつもそこにいる。私のSNSは、侮辱やあらゆる不条理に侵されている。誰もが見ることのできるものばかりだ」とコメントした。

ロドリゴによると、人種差別的中傷の多くは、サルやバナナの写真や顔文字が含まれていたという。

「もし私たちが彼らの思い通りにしなければ、もし私たちが彼らの考えるように振る舞わなければ、もし私たちが彼らの気に障るものを身につければ、もし私たちが攻撃されたときに頭を下げなければ、差別主義者たちは犯罪行為に走るだろう。彼らにとっては残念なことだ。私たちはやめない」と語った。

ロドリゴは21日のホームでの「ブラジル代表-アルゼンチン代表」の試合中、スタジアムのスタンドで、ファン、警察、警備員の乱闘による遅延の間に、アルゼンチン代表FWメッシと口論になり、注目を集めた。試合は1-0でアルゼンチンが勝利している。