イングランド・プレミアリーグは4日、2025-26年シーズンから4年間に及ぶ英国内での放送権契約を更新したと発表した。スカイスポーツとTNTスポーツが生中継、BBC放送がハイライトの権利を取得。総額67億ポンド(約1兆2800億円)に上り、スポーツメディアの放映権契約としては過去最大になる。

スカイスポーツは週末に行われる140試合以上、金曜と月曜に行われるイブニングマッチやミッドウイークに行われる試合も含め、1シーズン最低215試合をライブ中継する。また、最終節の全10試合も放送できるパッケージとなっている。

TNTスポーツは、土曜昼12時半から行われる試合の独占放送と、ミッドウイークに行われる2試合の完全放送を含め、1シーズン52試合をカバーする。

そしてBBCスポーツは毎シーズン全380試合のハイライトを放送。この契約によりBBCマッチ・オブ・ザ・デーは毎週、数百万人の視聴者にプレミアリーグの試合を届けることができ、追加番組も充実させることになる。

プレミアリーグのリチャード・マスターズ執行役員は「スカイスポーツとTNTスポーツは一貫して世界屈指の中継と番組を提供することで知られている。ここ数シーズン、私たちは記録的な観客数と入場者数を誇っており、彼らの継続的な革新が、より多くの人々にプレミアリーグを観戦し、追いかけてもらう原動力になると確信しています」とコメントしている。