スペインサッカー連盟とスペインリーグが19日、主審とVARがオンフィールドレビュー時に交わした会話や映像を公開することで合意したと発表した。これは各大会の公式オペレーターを通じて、試合が行われた日の終わりに公開される予定である。

導入時期は年明けで、1月10日から14日にかけてサウジアラビアで開催されるスペイン・スーパーカップ(バルセロナ、レアル・マドリード、オサスナ、アトレチコ・マドリードが参加)で初めて実施される。スペインリーグでは1月12日から採用され、1部では第20節、2部では第22節にスタートする。

スペインリーグはこの新たな取り組みの目的について、「プロサッカーのレフェリングや大会自体の透明性を高めること」と説明。これを導入することで、「視聴者による審判の判定に対する理解が深まり、大会全体が向上する」との見解を示している。(高橋智行通信員)