セリエA・ACミランのGKマイク・メニャンが、20日のウディネーゼ戦(3-2)で人種差別的な罵声を浴びたことを受け、強い処分をするように求めた。

フランス代表のメニャンは、ウディネーゼのサポーターから罵声を受け、その場を立ち去り、試合は前半の間に一時中断された。メニャンは、サルの鳴き声を浴びせられたことを明かしている。

21日、メニャンはSNSで自身の心境をつづった。「攻撃されたのは選手ではない。父親だ。このようなことは初めてではないし、私も初めてではない」。サッカー界で、人種差別根絶を訴え規約も定めているが、今も人種差別の罵声が起こっている事実を挙げ「人種差別的な事件を目撃した人々は、加害者たちに声をかけるべき。ウディネーゼは、もっと毅然(きぜん)とした態度をとるべきだった」とした。

メニャンは試合中、サルのチャントについても主審に話したことも明かした。試合は約5分間の中断の後、再開された。欧州のサッカー界では、数年前から人種差別的な事例が多発している。

国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティーノ会長は、今回の事件を「まったく忌まわしく、完全に容認できない」とし、より厳しい処分を下す可能性があると述べた。メニャンのフランス代表のチームメートであるFWエムバペは、SNSで「私たちはみんなあなたとともにいる。もうたくさんだ」と激励のメッセージを投稿した。