レアル・ソシエダードが22年7月に日本代表MF久保建英(22)を獲得した後、日本との関係を日々強めていることをクラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコア電子版が21日、報じた。

久保はRソシエダード在籍1年半の間、素晴らしいパフォーマンスを発揮し続けていることが高く評価され、ドイツの移籍情報サイト「トランスファー・マーケット」による市場価値は急上昇。入団時の750万ユーロ(約12億円)から、契約解除金と同額の6000万ユーロ(約96億円)と8倍になっている。

Rソシエダードはこのように目覚ましい活躍を見せる久保の存在を存分に生かし、日本との関係を築き上げており、同紙は「昨年10月にヤスダグループと3年間のメインスポンサー契約を締結したことで、日本とのつながりが最高潮に達している」と伝えた。

当然、日本での久保への注目度は高く、SNSも絶好調。クラブのX(旧Twitter)の日本語アカウントのフォロワー数は9万2596人となっている。これはX(旧Twitter)の主要サッカークラブの日本語アカウントで、レアル・マドリード、バルセロナ、マンチェスター・シティー、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・ユナイテッド、リバプールに次ぎ、7番目に多い数字となっている。

クラブのYoutubeチャンネル登録者数は、久保加入後、5万7000人増の13万6400人。総再生回数は計4100万回だが、そのうち40.5%が日本からの視聴で、スペイン(44.9%)に次いで2番目に多い国となっている。

さらに久保効果により、アジア諸国でのオンラインでのチケット売り上げが10倍に増え、クラブのインターネットを通じて販売した全体の5%を占めている。

またRソシエダードは徳島ヴォルティスや株式会社ワカタケと育成に関する提携を結んでいるほか、昨年12月には日本サッカー協会との関係から、日本から4人の若手選手が練習参加していた。

同紙は、Rソシエダードの本拠地サン・セバスティアンも久保効果を受け、日本語のウェブサイト及び日本語の観光ガイドを作成したことを伝えている。(高橋智行通信員)