ラツィオのMF鎌田大地(27)はホームのユベントス戦に先発出場した。公式戦でのスタメンは1月7日のウディネーゼ戦以来15試合ぶり。中盤で効果的にパスをさばいて攻撃にリズムを生み出し、0-0の後半35分までプレーした。

試合は試合終了間際に鎌田に代わって出場したMFゲンドゥージのクロスをMFマルシッチがヘディングで合わせて決勝点。上位を争うチームに1-0で競り勝った。

ラツィオは13日にサリ監督が成績不振で辞任。16日のフロジノーネ戦はマルトゥシェロ・コーチが暫定的に指揮した。18日に元クロアチア代表DFのトゥドル監督が就任し、この日のユベントス戦が初陣だった。

サリ前監督の下では出番が限られた鎌田だったが、新監督の初戦でチャンスをもらい、安定したプレーを披露。セリエAの公式データによると、パス成功率は93%と高い数字を残した。