フランス1部スタッド・ランスの日本代表MF伊東純也(31)が、空き巣の被害に遭っていた。30日のリヨン遠征で留守中、ランスの自宅が襲われたという。1日付のランス地元紙リュニオン電子版が報じた。同紙によると、ヴァラール・アクチュエル誌が明かしたこの情報は、地元の情報源から確認が取れているという。

リュニオン紙は「3月30日の土曜日から31日の日曜日にかけての夜に起こった事件時、伊東の自宅には誰もいなかった。玄関ドアがこじ開けられて、ブランドバッグや高級時計と現金1万ユーロ(約160万円)が盗まれた。この押し込み強盗の状況確認は、犯人らが去った後、午前5時ごろになされた」と報じた。

「被害の知らせを受けたSランスのセキュリティー対策部は、すぐ伊東のマンションの安全性を強化するために現場にか駆けつけ選手のサポートに必要なあらゆる措置を講じた」とクラブは同紙に明かしている。

Sランスの選手が空き巣被害に遭うのは、過去4年間で3度目。22年3月にユーゴ・エキティケ、20年2月プレドラグ・ラジコビッチが被害を受けたと関係者が証言している。

今回も、過去のケースにおいても「犯人らの身元は特定されておらず、手慣れた盗人の犯行でしかない。前もって選手らの住所を確認しているはずだ。のちに盗品は、ある1つの、あるいは複数の隠匿ルートで売りさばかれる」とリュニオン紙は伝えている。(松本愛香通信員)