レアル・マドリードがリーベル・プレートに所属するU-20アルゼンチン代表MFフランコ・マスタントゥオーノ(16)の獲得を狙っていると2日、スペイン紙アス電子版が報じた。

マスタントゥオーノはリーベル・プレートの下部組織育ち。若干16歳ながら、すでにトップチームに定着しており、昨年11月から12月にかけてインドネシアで開催されたU-17ワールドカップ(W杯)にアルゼンチン代表の一員として参加した。

左利きで、ドリブルやスピード、高い技術力が武器。本来のポジションはトップ下だが、サイドでもプレーできる。現在多くのクラブが注目しており、直接見るためにアルゼンチンに渡っているという。

契約が26年12月までとなっているマスタントゥオーノに対して、リーベル・プレートはアルゼンチンサッカー界最高額となる4500万ユーロ(約72億円)を契約解除金として設定。近年若手選手の獲得に力を入れているRマドリードも以前から興味を示しているが、リーベル・プレートはその金額を一切値下げるつもりはないと同紙は伝えている。(高橋智行通信員)