レアル・ソシエダードのスペイン代表DFル・ノルマン(27)に多くのクラブが興味を示していると4日、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が報じた。

ル・ノルマンは現在、アルグアシル監督にとって欠かせない選手の1人のため、Rソシエダードは26年6月30日で満了する契約の延長を考えている。しかし、そのパフォーマンスの高さで大きな注目を集めており、今夏多数のクラブが狙っているという。

そんな中、同紙によると今季センターバックに問題を抱えているAマドリードがル・ノルマンを切望。すでに移籍金2000万ユーロ(約32億円)に加え、今年1月から期限付き移籍でRソシエダードに所属しているDFハビ・ガランを譲渡するオファーを出したとのことだ。

しかし、ル・ノルマンの契約解除金は久保建英と同じ6000万ユーロ(約96億円)に設定されているため、この条件はRソシエダードにとって不十分なものであるという。

当然のことながら、ル・ノルマンを狙うのはAマドリードだけではない。同紙は、ニューカッスルが移籍金2500万ユーロ(約40億円)+出来高500万(約8億円)、ナポリが移籍金2700万ユーロ(約43億2000万円)+出来高500万ユーロ(約8億円)のオファーを提示する意向だと伝えている。(高橋智行通信員)