バルセロナがレアル・ソシエダードのスペイン代表MFミケル・メリーノ(27)に興味を示していると4日、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が報じた。

今季けが人続出に悩まされているバルセロナは、来季に向けて信頼のおける中盤の選手の補強を考えている。厳しい経済状況の中、価格や年齢、クオリティーを加味し、ロナルド・クーマン監督時代から注目していたミケル・メリーノを来季に向けて狙っているという。しかし、現時点でクラブは何の動きも見せておらず、他のクラブも興味を示している模様だ。

ミケル・メリーノの契約解除金は久保建英と同じ6000万ユーロ(約96億円)に設定されており、バルセロナにとって決して安い金額ではない。獲得に向けて有利に働くとすれば、選手本人が欧州チャンピオンズリーグでのプレーを望んでいることだ。

また同紙は、ミケル・メリーノは現在、来年6月30日で満了する契約の延長交渉を行っている最中であるものの、まだ肯定的な返事をしていないと伝えている。(高橋智行通信員)