日本代表MF遠藤航(31)が先発した首位のリバプールは、敵地でマンチェスター・ユナイテッドと2-2で引き分け、得失点差で2位後退した。アーセナルとリバプールが勝ち点71、3位のマンチェスター・シティが勝ち点70と、激しい三つ巴の優勝争いが繰り広げられている。

リバプールは前半23分、右コーナーキックからFWヌニェスが頭ですらしたボールを、ファーにいたFWルイス・ディアスが右足で蹴り込み先制に成功した。 前半を1-0で折り返し、後半5分。マンチェスターUのMFブルーノ・フェルナンデスが、センターサークル付近でリバプールDFクアンサのバックパスを奪うと、40メートルのロングシュート。これがネットを揺らし、スーパー弾で同点に追い付く。

さらに後半22分、マンチェスターUはMFメイヌーがペナルティーエリア内のアーク左付近から絶妙なトラップから反転で右足を振り抜き逆転に成功した。

逆転を許したリバプールは、クロップ監督が攻撃にアツを加えるべく交代策を打つ。ヌニェスに代えてFWガクポ、遠藤に代えてFWエリオットを投入した。

後半37分、リバプールは遠藤に代わって入ったエリオットが、ペナルティーエリア内でマンチェスターUのDFワンビサカに倒されPKを獲得。そのPKをエースFWサラーが冷静に決め同点に。試合は引き分けに終わった。