日本代表MF南野拓実(29)が先発フル出場したモナコは、南野が決勝点を演出しレンヌに1-0で競り勝った。

南野はこの日も序盤から存在感を発揮した。前半4分、ペナルティーエリア右からクロス。0-0の前半25分には、縦パスを受けた南野が体をひねって左サイドへスルーパス。駆け上がったDFヤコブスが南野のパスを受け折り返し、FWアクリウシェがネットを揺らした。前半28分には、裏に抜けて左のゴールライン上でボールを受けると、相手DF2人を抜きマイナスクロスを上げた。得点にはつながらなかったが、キレキレの好調ぶりを見せつけた。

レンヌは後半1分にFWテリヤーが危険なタックルでレッドカードで一発退場。モナコも後半19分、DFケーラーが2枚目の警告で退場となり10対10になった。後半追加タイム6分、南野が蹴ったボールが女性の主審の顔面を至近距離で直撃するハプニングがあった。南野はすぐに女性主審に懸けより声をかけ謝罪。そのまま1-0で終わり、モナコは2連勝。3位につけている。