プレミアリーグ・トットナムで選手としてFA杯、リーグ杯、UEFA杯を制し、監督としてニューカッスルなどを指揮したジョー・キニアー氏が死去した。77歳。

キニアー氏の妻、ボニーさんが7日「ジョーが今日の午後、家族に囲まれて安らかに息を引き取ったことをお知らせするのは悲しいことです」と声明を出し発表した。

ボニーさんは21年に、キニアー氏が15年から認知症を患っていたことを明かしていた。

トットナムのアンジェ・ポステコグルー監督は7日の第32節ノッティンガム・フォレスト戦で3-1で勝利した後、キニアー氏について言及し「彼はこのサッカークラブで永遠に記憶されるだろう。本当に紳士だった」としのんだ。

キニアー氏はアイルランド代表として26試合に出場し、63年に10代でトットナムに加入。67年にFA杯、72年にUEFA杯、71年と73年にはリーグ杯を制し、トットナムで250試合以上に出場した。