バイエルン・ミュンヘンが、欧州CL準々決勝第1戦のアーセナル戦(日本時間10日)の結果次第で、トゥヘル監督(50)との契約を早期解除する可能性が出た。

すでに今季終了後に契約解除することが発表されているが、ドイツ媒体「ババリアン・フットボール・ワークス」は8日(日本時間)「ロンドンで行われるアーセナル戦の結果によっては、即座にトゥヘルの今季が終了するはず」と、退任の可能性を示唆した。

同メディアは「トゥヘルがチームを離れた場合、(OBの)クローゼ氏が監督になり、ヘアマン・ゲアラント(69=ドイツU-21代表コーチ)がアシスタントとして手伝うことになる」とも伝えた。

クローゼ氏は、ドイツ代表として数々の記録を残した。日本でもおなじみで、W杯通算16得点は歴代最多記録。16年に引退し、ドイツ代表やBミュンヘンでコーチを務め、22年夏にはオーストリアリーグSCRアルタッハの監督に就任したが昨年3月に成績不振で解任されている。現在は解説者などを務めている。