シントトロイデンのMF伊藤涼太郎(26)はホームのスタンダール戦に先発し、前半4分に先制点をアシストした。今季3アシスト目。終盤までプレーし、試合は3-3で引き分けた。

右からのパスに勢いよく走り込んだ伊藤はペナルティーエリア内で左横にパス。それをボキャが左足でゴール左隅に決めた。

3月31日のウェステロー戦でも先制点をアシストし、前節4月5日のメヘレン戦では移籍後初となる1試合2ゴール。3試合連続でゴールに直接関与した。

シーズン終盤になって「数字にはこだわりすぎず」とも話していたが、今季は30試合の出場で6得点3アシスト。その合計の「スコアポイント」を9とした。

スタンダールのMF川辺駿(28)も後半14分にアシストを記録。巧みなボールタッチで相手をかわし、右からのクロスでバリウィシャのゴールをお膳立てした。今季の川辺は30試合の出場で7得点6アシスト。加入1季目でまずまずの数字を残している。

なお、シントトロイデンはGK鈴木彩艶(21)がフル出場。MF藤田譲瑠チマ(22)とMF山本理仁(22)はパリ五輪アジア最終予選予選を兼ねたU-23アジア・カップに臨む日本代表に招集されている。