ルートンのDF橋岡大樹(24)はアウェーのマンチェスター・シティー戦に3バックの右でフル出場した。前半2分に今季2度目のオウンゴールで先制点を献上し、チームは1-5で敗れた。マンチェスターCは暫定首位に浮上した。

開始65秒。いきなり猛攻を受け、FWハーランドの強烈な左足ボレーが橋岡の顔面を直撃してコースが変わり、そのままゴールへ吸い込まれた。アグレッシブに相手エースのシュートを防ごうとした結果。脳振とうの疑いもあって1度はピッチを離れたが、問題なく復帰。守備で奮闘した。

4月3日のアーセナル戦(0-2)でも前半44分に相手の低い折り返しが橋岡の足に当たって入る不運な形で失点し「センターバックとしてあそこで守らなきゃいけないのは分かっているが、難しい状況だった。オウンゴールとなったのはそこまで気にしていない」と話していた。

この日はその後もハーランドをマーク。突き飛ばされそうになりながらも奮闘した。相手の連続攻撃を、体を張ってブロックし、前半は0-1で折り返した。

だが、後半に入ってコバチッチ、ハーランド、ドク、グバルディオルにゴールを許して大敗。ボール保持率は26%-74%、シュート数は4本-37本と力の差は歴然だった。それでもエドワーズ監督は「選手たちを誇りに思う。全てを出し尽くした。1-5で負けるのが好きな人はいないが、マンチェスターCは素晴らしいチーム。今日は長い一日だった」と話した。