シュツットガルトのDF伊藤洋輝(24)はホームのアイントラハト・フランクフルト戦にフル出場した。チームは3-0で勝って11戦負けなし。

ケルンに2-0で勝ったバイエルン・ミュンヘンとともに勝ち点を63とし、得失点差でバイエルンが2位、シュツットガルトが3位。来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に前進した。

伊藤は不動のDFとしてチームの無失点勝利に貢献。前半11分には伊藤のボール奪取を起点に先制点が生まれた。相手のトラップミスを逃さずにボールを回収して味方へ。縦に速い攻撃から最後はギラシが6試合連続となる今季25ゴール目を決めた。ギニア代表FWはクラブのシーズン最多得点記録を塗り替えた。

同17分にFWウンダフが今季16ゴール目。絶好調の2トップの活躍で主導権を握った。ピンチでも伊藤が体を張って守り、同20分には完璧なスライディングタックルで相手の突破をペナルティーエリア内で防いだ。

最近5試合で4度目の無失点勝利。ヘーネス監督は「早い段階で相手にプレッシャーをかけ、適切なタイミングでゴールを奪うことができた。自陣ペナルティーエリア内でプレーする場面が多かったが、それでも無失点勝利。全体として今日も素晴らしかった」と語った。

Eフランクフルトは40歳の長谷部誠がリーグ戦7試合ぶりに先発。後半39分までプレーした。試合後、長谷部と伊藤はがっちり握手した。