レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)が14日にホームで行われるスペインリーグ第31節アルメリア戦で、3試合連続で先発出場するとスペイン紙マルカが試合前日に予想した。

久保は先月31日のアラベス戦で右足ハムストリングを負傷。それ以降リハビリに取り組み、12日にようやくチーム練習に復帰した。フィジカルコンディションが懸念されるものの招集メンバー入り。

また、2月以降、負傷が続いたオドリオソラ、前節出場停止のル・ノルマンもメンバーに復帰した。その一方、カルロス・フェルナンデス、アイエン・ムニョス、ブライス・メンデスがけがで招集外だった。

マルカ紙はアルグアシル監督ができる限りのベストメンバーで臨み、久保をいつも通り4-3-3の右ウイングで起用すると予想した。そのスタメンはGK=レミーロ、DF=トラオレ、スベルディア、ル・ノルマン、ハビ・ガラン、MF=ザハリャン、スビメンディ、ミケル・メリーノ、FW=久保、オヤルサバル、バレネチェアとなっている。

Rソシエダードは現在3連勝中で、リーグ戦成績は勝ち点49の6位。6日の国王杯決勝でビルバオがマジョルカを破って優勝したことで、リーグ戦6位のチームにも来季の欧州リーグ出場権が与えられるようになったため、残り8試合それを目指して戦うことことになるだろう。

対するアルメリアはここまでのリーグ戦30試合わずか1勝しか挙げておらず、勝ち点13で最下位。2部降格決定は時間の問題と見られている。(高橋智行通信員)