ドルトムント(ドイツ)がアトレチコ・マドリードを2戦合計5-4で競り落とし、11シーズンぶりの4強に駒を進めた。

プレーヤー・オブザマッチに選出されたのは、先制点を決めたMFユリアン・ブラント(27)だった。

前半34分にDFフンメルスの浮き球のパスを巧みにコントロールすると、左足で角度のない位置からゴールを奪った。

UEFA公式サイトのインタビューに「ファンにとっても我々にとっても熱狂的で、とても素晴らしい試合だった。受賞はうれしいが、自分にとってはマルセル・ザビッツァーが今日最も重要な男だった」。そう名指ししたザビッツァーはこの日、4強勝ち上がりの決勝点を含めるなど1得点2アシストと大活躍している。

準決勝の相手は1次リーグでも戦ったパリ・サンジェルマンとあって「これからが本番だ。グループステージのホームではいいプレーができたが、アウェーではうまくいかなかった。いい試合をして、もちろん決勝に進みたい」と意気込んだ。