バルセロナのシャビ・エルナンデス監督は、今季限りで退団の決断から一転、25年までの契約を終えることに合意し、バルセロナにもう1年残ることになった。関係者が匿名でAP通信に語ったとして、報じている。

バルセロナは近日中に正式発表し、ラポルタ会長が再建についての詳細を説明する見込み。スペインのメディアによると、シャビ監督は24日にラポルタ会長とスポーツダイレクターのデコ氏と会談し、当初の予定通り監督を辞めずに残留することで合意したという。レアル・マドリードに2-3で敗れ、タイトル獲得の可能性が絶たれた3日後に、シャビ監督は残留を決断した。

シャビ監督は、1月のビジャレアル戦で敗戦後、今季限りでの退団を表明。シャビ監督は当時「この決断はチームと自分自身を取り巻くストレスと緊張を和らげるために下したもの」と語った。シーズン終了後に退団の決断を撤回するつもりはないと繰り返し語っていた。