サッカーの南米選手権(コパ・アリメリカ2024)でウルグアイの選手がスタンドに入りコロンビアサポーターと殴り合った事件を受け、ウルグアイのマルセロ・ビエルサ監督(68)は自チームの選手たちが制裁の対象とされていることに「これは魔女狩りだ、恥ずべき行為」と非難した。
11日(日本時間12日)の準決勝でコロンビアに0-1とウルグアイは敗戦。試合終了直後からピッチ内で両チームの選手がもみあい、スタンドでも両チームサポーターが衝突した。
その中にウルグアイ代表選手の家族らが多くおり、制止する警官もいない状況とあって、家族を守ろうとヒメネスが先にスタンドに入っていき、続けてヌニェスら複数の選手が突進。ヌニェスがサポーターに次々と殴りかかる前代未聞の展開となった。
ヒメネスは、事件の発端が酔っぱらいによるものだったと釈明したが、南米サッカー連盟(CONMEBOL)は「あらゆる暴力行為を強く非難する」などと声明を発表。事件の調査に乗り出していた。
これらを受け、ビエルサ監督は3位決定戦を前にした12日(日本時間13日)の会見で、カメラを前に激高した。
「どうして母親、妹、赤ん坊を守らないのか? もしそれをしなければ、我々全員が非難されていただろう」と話し、安心安全のない会場での不可抗力だったと主張した。
南米連盟から制裁を受ける可能性を問われると「制裁を受けるのは我々でなく、このような行為を行った者たちだ。これは魔女狩りだ。恥ずべき行為」と強く非難した。
ノースカロライナ州シャーロットで行われた一戦には7万人の観衆が詰めかけ、90%以上がコロンビアサポーターだった。

