スペインが史上最多となる4度目、3大会ぶりの優勝を飾った。後半41分にFWミケル・オヤルサバル(27=レアル・ソシエダード)が決勝点を挙げ、初優勝を狙ったイングランドを2-1と下した。前日に17歳の誕生日を迎えたFWラミン・ヤマルは先制点をアシストし、最優秀若手選手賞を受賞。最優秀選手にはMFロドリことロドリゴ・エルナンデス(28=マンチェスター・シティー)が選ばれた。
前半から激しい球際の攻防が繰り広げられ、互いの攻撃を消し合う拮抗(きっこう)した展開となった。スペインが押し込む展開となったが、決定的なチャンスはなく。一進一退の緊迫した内容となった。
前半アディショナルタイム、イングランドはFKからゴール前へ送ったボールが流れたところをMFフォーデンが左足でボレーシュートを放つ。これはスペインGKウナイ・シモンが正面でキャッチした。
スペインは後半開始から足を痛めたMFロドリに代えてMFスビメンディを投入する。すると後半2分、右サイドからヤマルが持ち込むと、ペナルティーエリア左へ駆け上がったニコ・ウィリアムスへパス。左足で直接蹴り込み、スペインが均衡を破った。ニコ・ウィリアムスは今大会2点目、ヤマルは最多4アシスト目となった。
スペインの攻勢は続き、後半21分にもヤマルが左足で決定的なシュートを打った。決まったかと思われたが、イングランドの守護神ピックフォードが指先で枠外へはじきだした。
しかしイングランドも黙っていない。後半28分、右のサカがゴール前中央へ入れたパスをベリンガムが落とすと、3分前に投入されたばかりのMFパーマーが左足でゴール左隅へシュートを決めた。1-1とイングランドが追いついた。サウスゲート監督の采配が的中した。
後半37分、スペインは連係から最後はヤマルが左足シュートするが、イングランドGKピックフォードが難なくセーブした。
そして後半41分、スペインが勝ち越した。FWオヤルサバルの展開から左サイドからDFククレジャがグラウンダーのクロスボールを送ると、ゴール前へ侵入したオヤルサバルが滑り込みながら右足で流し込んだ。
これが決勝点となり、スペインが激戦を制した。デラフエンテ監督に率いられ、今大会7戦全勝という強さだった。

