バイエルン・ミュンヘンのDF伊藤洋輝(26)が約8カ月ぶりに戦列復帰し、いきなりアシストを記録した。

ホームのフライブルク戦で5-2の後半38分から左サイドバックで出場。その1分後に左足で自陣左サイドから右へ大きく展開した。パスを受けたFWオリーセが中央に切れ込み、左足でダメ押し点を決めた。ゴール後はチームメートが伊藤に駆け寄り、復帰を祝福した。

伊藤はBミュンヘン加入直後の昨年7月に右中足骨を骨折し、11月に再手術を受けた。今年2月に新天地デビューを果たしたが、3月に同箇所を骨折して戦線を離れていた。

ドイツ誌キッカー(電子版)は「左利きの伊藤の復帰で、右利きのライマーとスタニシッチが左サイドを埋める必要がなくなる。センターバックのポジション争いはさらに熾烈(しれつ)になる」と伝えていた。

同誌は主力DFのターとウパメカノ、キム・ミンジェに続く存在としながらも「日本代表で21試合に出場している伊藤は、米国、カナダ、メキシコで開催されるワールドカップ出場という長期目標を描いている」とした。

試合はフライブルクMF鈴木唯人(24)が前半12分に右CKから先制。ニアサイドに飛び込んだ味方が流し、そこに走り込んだ鈴木が右足で仕留めてリーグ戦2試合連続ゴール。フライブルクはその5分後にも追加点を挙げてリードを2点に広げたが、そこからバイエルンが反撃し、6-2で大勝した。