Aマドリードが欧州チャンピオンズリーグ準決勝のチェルシー戦で、チェルシーから期限付き移籍中の正GKティボー・クロトワ(21)を起用できる可能性が出てきた。

 同GKをチェルシー戦で起用するには、Aマドリードがチェルシー側に300万ユーロを支払わねばならない契約が結ばれており、クロトワは欠場する見通し。だが欧州連盟(UEFA)がこれを問題視した。

 英ミラー紙(電子版)によると、「UEFAの規定では、他クラブの選手起用に別のクラブが影響を与えることを厳格に禁じている。クラブ間の契約に含まれている条項であっても、選手起用に影響を与えるのであれば無効で、強制力はない」との文書をチェルシーに送付。もしクロトワが出場できなかった場合には、チェルシーに制裁を科す可能性を示唆したという。